こんにちは、日常がまだまだ好きなツトユウスケです。

まずはこちらの動画をご覧ください!

そう、ときこすでの公開収録でさぬかる賞、及びツト賞を受賞したのななさん(当時は名前はまだなかった)がcos-chaで俺の思惑通り、長野原みおのコスプレを賞品に選んでくれた瞬間の映像です。

で、みおに欠かせないのがウッドキューブ。

みおちゃんの髪留め、ウッドキューブ。

このウッドキューブ、ネットで調べても売っていなさそうで長野原みおのコスプレをする人は自作しているらしいのです。

ならば俺も作るしかない!ということで今回は俺の情熱と人脈をフル回転、本気のDIY ウッドキューブを作ってみました」

 

最初に、りょうけんに頼る

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 4月某日夜更け、DAIKIでヒノキの棒を買ってりょうけんの家へ。

りょうけんは工芸高校卒なので工作系はかなり得意のはず!いつものように協力してもらうことにしました。

 

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何を言わずとも俺の期待通り、ヤスリをかけることを踏まえて大きめに切るための線もひいてくれました。

心強いぞ、りょうけん!

 

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のこぎりでガッシガシ切る!

俺はただ見守るのみ・・・

 

ガシガシガシ・・・

 

・・・

 

そして出来上がったのが、コチラ!

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だめやん・・・

いや、これは特によくないのですが他のも俺を満足させるクオリティには程遠く今日は諦めることとなりました。

iconhinagata「いや俺、木を扱う学科じゃなかったし・・・」

はよ言え!

 

カット、ダイキのサービスに頼る

りょうけんの家に泊めてもらい翌日、残りのヒノキはりょうけんの足跡で汚れてしまったので新しく買いなおすために再びDAIKIへ。

今回は軽さを重視してパイン材をチョイス。

そしてDAIKIのカットサービスを利用することにしました。これは、DAIKIで買った木材を工場にあるような大きなマシーンでキレイにカットしてくれるサービス。

サービスとはいえワンカット30円なのはお忘れなく。

 

しかし30円の価値は・・・

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ありました!

これならいけるぜ、意気揚々とりょうけんの家に戻る。

 

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後はヤスるのみ。これなら俺にも出来る!

ヤスリは紙よりも破けにくい布ヤスリを3種類用意しました。

#120と#400と#800です。番号が大きくなればなるほど、目が細かくなり仕上げ用になります。今回の作業では#400が一番活躍しました。

 

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ヤスる。

 

 

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ヤスルヤスルヤスル犯人はヤスルヤスルヤスルヤスル・・・・・・・

 

二時間後・・・・・・

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左、ヤス前。右、ヤス後。

上出来なんじゃないでしょうか?

りょうけんにお礼を言い、次は実家に向かいました。

 

穴あけ、プロに頼る

実家で行うのはゴムを通すための穴あけです。ところがキリを使って一人でチャレンジしてみたものの、すぐに割れてしまい上手くいかない・・・

そこで、以前さぬかるTVにも出演して頂いた家具職人、井上製作所の井上さんに電話で応援を要請しました。

「今日は土曜日だし、明日は無理だよなぁ」と思っていると日曜日も工場で仕事をするとのこと。

「お邪魔してもいっすか」と聞くと「いっすよ」と気持ちのいい返事!本気でお邪魔すると思いますけどいいんすね!?

 

翌日、日曜日。

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快く工場に迎えてくれた井上さんに早速お渡しすると、

「これ、髪飾りにするん?」

と、説明もしていないのにウッドキューブの元であることを当てられてしまいました。

「前に友達が娘のために作りたいから、穴あけてって言うてきたことあるんだよね」

マジですか!プロの上に一度同じものを作っているって勝利確定じゃないですか!

 

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とはいえ、シュミレーションを怠らないのがプロ。まずはヤスってない材料で実験。

やはり上手い!電動ドリルが唸るとあっという間に穴が開きました。

この調子で本番もよろしくぅ!

と思いきや・・・

 

「さぁやってみよか」

笑顔でドリルを渡してきました。

神のいたずらか、悪魔の罠か・・・

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 「悪魔の罠だよ!」

ってことにはならず、意外とまともに出来ました(笑)

それも井上さんが教えてくれたドリルのポイントのおかげです。

 

※ドリル講座

・木の目に対して垂直に。その方が割れにくい。

・片一方から貫通させるのではなく逆方向からもあける。

・正回転と逆回転を繰り返しさらにキレイに貫通させる。

・細めのドリルの後、太目のドリルに変えて仕上げる。

・木材はパイン材より固めの木の方がよかった。トチやセンの方が髪飾りとしての強度もあがったはず。

 

井上さんは、ヤスリについても教えてくれました。

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※ヤスリ講座

・ヤスリは木の目に対して沿ってかける。

・ささくれや木の根の部分は少し荒めのヤスリ(俺たちは#400でしました)で力いっぱいかけるとツルツルになる。

 

特に、木の根の部分は消せるとは思えなかったので驚きました。

皆さんも、もしヤスるべき時が来たならば諦めず命を燃やしてヤスッてみてください。

 

井上製作所には木材をカットしてくれるマシーンもあったので「最初からここに来たらよろしかったんじゃね?」という気分にもなりましたが、「この遠回り感が逆によろしいんじゃね?」とすぐさま思いなおし俺は前進し続けることにしたのです。

井上さん本当にありがとうございました。

 

塗装、のななさんに頼る

この見出しをみて、もうコイツだめやなって思った人は多いと思います。

ウッドキューブを渡すべき相手、しかも女性にお願いするなんてなんて恥知らずなのでしょう・・・俺でもそう思います。

しかしですよ!のななさんは実は漆器を扱うことに対して特別な訓練を受けている人なのです!uddo12

見てください。学校の授業で作ったという熱帯魚のレリーフ。

自分で彫った上に塗装には漆が使われています。

 

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この鳴狐のマスクも自作とのこと。その方がフィットしたマスクが出来ると思ったらしく、実際の出来上がりもこのクオリティ。塗装はラッカー仕上げ。

凄すぎる!

ガンプラもシールを張るタイプのやつしか作ったことがない俺よりも、のななさんにお任せしたほうがよいことがお分かりになったと思います。

それでは漆を塗ってもらいましょう!

 

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まずは、作業代の上にチューブから白の漆を出します。独特の、クリームチーズが醗酵を重ねに重ねたような匂いがしました。(俺はチーズ星人なので好きな匂いでした)

濃さを調節するために灯油を混ぜていきます。

漆は水以外の物には塗ることが出来ると言われているのですが、逆に希釈するのに水は使えないということでもあり、水の代わりが灯油になるらしいです。

面白いですね!

 

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一面ずつ丁寧に塗っていきます。

この木ベラも手作りらしいです。そのこだわりはどこから来るんだぁ!

 

また漆は乾いていない時に付くと皮膚がかぶれやすいそうです。

実際僕も作業中に部屋にいただけで少し右手が疼いていました。厨二病かなと思いましたが、厨二病の症状は左手にしか現れないという特徴があるので恐らく漆によるものだと思います。

 

 

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塗装後は専用のボックスに入れて乾かします。

そして乾いたら翌日また塗る、この作業を10日ほど繰り返して完成するらしいです!

大変なことをお願いしてしまった・・・

 

余った漆はどうやって捨てるのかなと思っていると、のななさんはそれをさらえて器に移していきます。

「漆の一滴は血の一滴という言葉があって、どんなに少量でも無駄にしてはだめなんです」

聞くと、漆は一本の木から一度だけしか取ることが出来ず、採取した後その木は切り倒すしかなくなるそうです。

尊い、尊いよ。漆!

 

 

で、10日後・・・・・・・・

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ウッドキューブに漆、塗装完了!

めっちゃいい・・・

「少し、木目が隠れちゃいました。灯油をもう少し入れたらよかったかな」

と、のななさん。俺は大満足なんですけど、やっぱ違うなぁ・・・。

 

厳密にはこの後、髪ゴムを通す!という作業があったのですが、さすがに井上製作所、のななさんの後にそれ書いちゃうとしょぼ過ぎるので割愛。

 

そして完成品をウィッグにつけるとこんな感じ。

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コワッ!

顔のインパクトでウッドキューブに目が行くのが遅れてしまいますが、しっかりと髪留めの役割も果たしております。

大きさも丁度言い感じで一安心。

 

それでは、皆様!長らくお待たせしました。(むしろ待ってました、俺が。)

のななさんに長野原みおになってもらいましょう!

 

・・・・・・・・・

 

と、思ったのですが・・・

上の写真の通りウィッグの長さがまだ調節中らしく、それに幾つかコスで欲しいパーツもあるそうです。

のななさんの“こだわり”は本物なのでコスプレも期待して待ちたいと思います。

またいつかのイベントで見せてくれることでしょう!

 

その時は俺とりょうけんも参加しての日常併せが出来ればと思いつつ今回は筆を置きたいと思いますが・・・

 

その前に、のななさんのいきすぎた“こだわり”を紹介。

の「大福フェアの時、大福の被り物をみおちゃんがつけていたじゃないですか?あれも作ろうかなって思っているんですよ」

大福ミオ

 

ツ「ウッドキューブ見えなくなっちゃうよ!」

 

次回はさぬかるBLACKの8話です。お楽しみに。

ここまで見ていただきありがとうございました!